Out Of nOise
坂本龍一を観てきました。
1曲目がひたすらピアノの弦をはじいているものだったので、ずっとこんなのだったらどうしようと思ったのと、今年出たアルバムは正直あんまり…*1と思っていたのですが、さすがにそんなことはなく。綺麗な演奏会でした。
ライブでは昔の曲も演奏してくれました。『美貌の青空』とか、『戦場のメリークリスマス』も。
しかし、教授もすっかり白髪になってしまいましたね。演奏時はメガネかけてました(老眼?)。
そしてこういうイベントは日本人率超高いですね(自分も行っておいてなんですが)。
*1:改めて聴いてみたらいい曲ですわ。私の第一印象はあてになりませんね…。
グラスゴー
なにもわざわざ寒い時期に行かなくても、というかんじですが、グラスゴーに行ってきました。
ロックフェスでも有名ですが、インドア派としてはなかなか参加しづらく…。
スコットランドはもうかなり寒いです。
グラスゴーといえばマッキントッシュ。
グラスゴーに着いて最初にマッキントッシュがデザインしたウィロー・ティールームに行ったのですが、私も例にもれず、曲線的なデザインに魅了されてしまいました。
その後はマッキントッシュの建築物巡りをすることに。
マッキントッシュが設計したグラスゴー美術学校。
内部見学はツアーだけなのですが、内装がまた素晴らしいです。機会があればぜひ。
グラスゴーには地下鉄があります。環状線一路線だけなんですけどね。
地下鉄好き(どちらかというと路線図好きな気もしますが)なのでウキウキと乗ってみたのですが、これがまた好みのデザインでしてね。
内部の色使いが全部暖色系なんですよ。かわいいー。
かわいいもの好きな方には楽しい都市だと思います。けっこう都会だし。
ブラー再結成
90年代ブリット・ポップの雄、ブラーが活動再開!!
しかも『パークライフ』といえばのハイドパークで復活ライブです。チケット争奪戦に出遅れた私は追加公演(結果的に2日間公演の初日になりました)のチケットを取りました。
開演は16:30、ハイドパークの一角に設けられた会場には既にたくさんの観客がいます。そして前座が…今回はなんと4組もいましたよ(「ブラーが演るなら!」と後輩アーティストから前座の申し出が多々あったらしいです)。4時半開演なんておかしいなーと思ったんですよ。ブラーの出演が19時からならあたしゃわざわざ今日仕事を休まなかったっつの。
やっぱり観るからには前の方でみたいじゃないですか。
前座の熱演中(前座のグループはそれぞれよかったですよ)にステージ前4列目までなんとかいけたのですが、ブラーのライブが始まったら後ろからのモッシュがすご過ぎて圧死しそうになりました。3曲耐えたのですが、4曲目で無理だと判断し戦線離脱しました(押されて足が浮くんですよ。身長差がうらめしい)。
その後ははるか後方でビール片手に観てました。ハイドパークは広いです。
モニター越しでしたが、これはこれで楽しいライブでした。
ふと足元を見たら、自分の足が土まみれ。後で見たら着ていたTシャツも土まみれになってました。さすが野外ライブ、この汚れっぷりは野外初体験には衝撃的でした。
eonnagata
シルヴィ・ギエム「eonnagata]を観にサドラーズ・ウェルズに行ってきました。
私にとってシルヴィ・ギエムといえば…、
・大学時代の先輩(女子)が好きだったなあ
・バレエのすごい人なんだよな
ぐらいの知識しかなく、本当になんとなく見に行ったのですが、すごく面白かったです。主人公は18世紀に実在したスパイで、あるときを境に女性として生きた男性だそうで、タイトルの「eonnagata」は「e+女形」なのでした(詳細はよくわからず…)。
この日、私の席は人生初の最前列ど真ん中!
デカいイギリス人に阻まれることなくのびのび見れると思ったら、目の前には大量の固定マイクが…、邪魔。それでも充分1列目を楽しめましたが。
あと、変な衣装だなあと思っていたらアレキサンダー・マックイーンだったりして、ちょっと驚きました。いやステキな衣装でしたよ(フォローになってるのか…)。
翌日会社で秘書さんに「eonnagata」の話をしたら、秘書さんは2月の初演を見に行ったそうで、そのときはあんまり面白くなかったとか。
日々観客の反応を見て演出を変えているという話があったので、おそらく私が見た時は秘書さんの見たころと比べてだいぶわかりやすくなっていたのではないでしょうか。お芝居と違って、セリフのないダンスでストーリーを表現するのは難しいですね。
…いや、正直私が見たときでも事前にプログラムを見ていなかったらさっぱりわからなかったと思いますよ。
それにしても、あんなに軽やかに舞台を動き回れるなんて、並みの人間ではできませんね。体重を全く感じさせない体の動きが素晴らしいです。
今までは白タイツの印象が強すぎて、バレエは観なくていいと思って生きてきたのですが、今回のシルヴィ・ギエムを観て、俄かにバレエに興味がでてきました。