ユーロスター運休

この週末はベルギーに行く予定だったのですが、ユーロスターが天候不良のため運休になってしまいました。
北フランスが雪ですごいみたいですね。昨日(18日)の夜便には14時間止まったままの便もあったとか。
私は家を出る前にニュースで運休を知ったのでまだ心の準備ができました。駅で知るのとはガッカリ度が違いますからね。
そしてこういうときはさっさとあきらめることも学習。復旧のメドがたたないときは駅で待っていてもどうにもなりません…。

その場で返金などの対応をしてもらえるのかと思い、一応駅まで行ってみたのですが、運休のアナウンスのみでした(私のようにネットで購入した人はネットのカスタマーサービスに連絡しなければいけないようです)。混乱を避けるためかチケットオフィスは閉鎖。入口前には乗客がつめかけていました。

結局チケットは変更不可の格安チケット(私のチケットはこれでした)も全額返金するとのことで、一安心。

朝からぐったりでした。

エジンバラ

グラスゴーにつづいて、またスコットランドに行ってきました。
いや帰国までいいかげん後がないのでね、行きたいところは行っておかないと(3年もあったんだからもっと早く行けたんじゃないの?と思わなくもないですが…。フェスティバルのある夏期は混むので避けがちです)。


冬のスコットランドは霧!昼の12時でこの暗さですよ。そしてわかっていたことですが寒い。手袋をしないとつらい。スニーカーの足先が寒い。ニットが発展したのもよくわかる気候…。ちなみに午後4時には真っ暗です。
ロンドンではこの時期でもTシャツ姿の強者がいますが(見てる方が寒くなります)、さすがにここでは見当たりません。というかみんなかなり脂肪をたくわえた体型をしているような…。和みますね☆


女王がスコットランド滞在時に使用されるホリルード宮殿。夏の滞在時は見学できないので、この時期に来て正解だったかもです。


ホリルード宮殿ももちろんよかったのですが、個人的には向かいにあるこのスコットランド議事堂のいかにもな現代建築がかなり好みでした。多言語のツアーがあるのですが残念ながら日本語はなく、適当に見て回ったので政治的なことはさっぱりわかりませんでした。


聖ジャイルズ大聖堂の前に建つアダム・スミス銅像。『国富論』の著者はスコットランド人だったんですね。1つの国ではなく、イングランドウェールズスコットランド北アイルランドの「連合王国」なんだな、と思わせる意識的な地域格差(征服したとかされたとか)がこの国にはあります。


バグパイプの路上演奏家スコットランドの男性の正装はこのスカートなんですよね。かわいいんですけど、これを知ってからタータンチェックのスカートがはけなくなりました。
タータンチェックも家紋のように家によって微妙に違うんですよね。これも歴史です。

KING OF POP


マイケル・ジャクソンのチケットが届きました。
実は私、来年2月のライブに行くはずだったのです。幻のチケットになってしまいました。

チケット代を返金するか、メモリアルチケットをもらうか選べたので、メモリアルチケットにしました。なかなか届かないので、帰国する前に届くか不安になっていたのですが、無事に届きました(遅れた理由は、メモリアルチケットを選んだ人が予想以上に多く、生産が追いつかなかったらしいです…さすがイギリス)。

チケットはホログラム仕様で、当日の座席番号付(あんまりいい座席じゃなかった…)。メモリアルプログラム付です。


ロンドン生活の最後の記念になると思ってとったチケットでしたが、忘れられないイベントになりました。

スガシカオ

スガシカオのライブに行ってきました。
あのスガシカオですよ?なんでまたロンドンで??
なぜかチケットは早々に完売し、どうなってるの?と思いつつ行ってきました。
スガシカオは学生のころに新潟でライブを観たことがあるのですが、それから10年後、まさかロンドンでライブを観るとは…。
感慨深いです。


会場はICA(Institute of Contemporary Arts)。会社から徒歩15分なので余裕こいてたら会場を見つけられず、結局開演時間の20分後に着いたのですが、ライブが始まったのはその5分後くらいでした。待ち時間ゼロ、ナイスタイミング。
チケットをもぎる代わりに手にスタンプが押されます。


スガシカオの魅力はやっぱり声ですね。
ライブは新旧織り交ぜた曲編成で、半分くらいは知ってる曲でした。
『黄金の月』も聴けて大満足です。
あとトークも面白かったです。一応英語で話したりもしていたのですが、歌詞が英語の曲を「今の曲、みんな絶対英語だってわかってないよね」と自虐的だったのがまたなんともいえず…。さすがこちらの新聞にJ-POPスターと書かれるだけあります。

観客は意外とスガシカオライブに慣れてるような人が多く、ロンドン在住日本人かつスガシカオファンがこんなにいるのかとちょっと驚いたのですが、どうやら日本からのツアーがあったようでした。
いやライブ自体はよかったんですけど、ほんとなんでロンドンなのかと…。
まるで日本にいるようでした。

バーミンガム

スヌーカーの帰りに、乗り継ぎ駅のバーミンガムにぶらり途中下車。
やっぱり都市は落ち着きます。多国籍だし。
地方都市の方がショップもまとまっていて、ロンドンよりも買い物しやすいですしね。


バーミンガムはカレーが有名らしいのですが、辛いものが苦手な私。
この時期ならではのクリスマスマーケットに行ってきました。

メリーゴーランド?と思いきやパブでした。

通りを埋めるように屋台が出ています。
クリスマスの飾り付けやプレゼント用のおもちゃやアクセサリー、ナッツやお菓子など、いろいろ売ってます。


ところでこのマーケットはなぜか「ジャーマン・マーケット」なのですが、ジャーマンといえば…。

やっぱりありました。ホットドッグ。
イギリスのソーセージはつなぎが多く、プリプリ感が全くないので積極的に食べようとは思わないのですが、さすがジャーマン・マーケット。
プツっと弾けるソーセージはやっぱりおいしいです。

こういうときはいつもドイツに行きたくなります。ソーセージを食べに。

スヌーカー

スヌーカーという、ビリヤードに似た競技があるのですが、イギリスでは大きな大会のたびにテレビ中継されるのです。
いつもはテレビ観戦しているのですが、一度試合を生で見てみたいと思い、UKチャンピオンシップの初日に行ってきました。
あいにく私の好きなロニー・オサリバンは月曜の試合でしたが…。


会場のあるテルフォードはロンドンからは電車で約2時間、イングランド第2の都市バーミンガムから電車で30分です。
いざ会場に行ってみると、人気競技とは思えない地味な雰囲気…。
まるで高校の部活の大会のようです。初日だからでしょうかね。
テレビ中継の関係か試合会場は写真撮影も禁止で。かろうじて対戦表だけ…。

結論としては…、
生で試合観戦するには私の知識は足りなさすぎました。観客が拍手をしてても何がナイスプレイなのかよくわからなかったです(普通のショットにしか見えない)。
あと、アジア人の観客が私しかいなくて(他は見事に白人でした)、正直場違いなかんじでした。隣の席のおじちゃんに「誰か選手の知り合いなのかね?」と聞かれたり(関係者だと思われたらしい)。香港人の選手はいるんですけどね…。


次からはテレビ観戦にします。

くるみ割り人形

シルヴィ・ギエムを観た直後、自分内バレエブームが俄かに訪れたのですが…、その勢いでチケットを購入したロイヤル・バレエを観てきました。
バレエ初体験がロイヤル・バレエって相当贅沢ですよね。

…バレエって、セリフのない芝居(BGMあり)なのですね。
吉田都がゲスト・プリンシパルだから*1、という理由でこの演目にしたのですが、
内容を知らなくても充分楽しめました。
指の動きや回転がピタっと止まるのがすごく綺麗です。*2 すごいわぁ、あの体重を感じさせない動き。本当に軽い。

ところで、こっちはたいてい幕間が長めですよね。
プロムスとかだと手持ち無沙汰になりがちですが、今日は記念(何の記念だ)にシャンパンを飲んでみたりしたらあっという間に過ぎました。
シャンパンバーもステキな空間でした(ガラス張りの天井が駅のホームのようですが)。
こういうのを「優雅」というんでしょうね。

*1:当然、日本人多かったです。

*2:バレエ漫画で得た知識満載…。見たことがないのにバレエを身近に感じるのは漫画の影響ですね。