スーパーで列に割り込む方法

いつものスーパーでレジに並んでいたら、私の後ろに並んだおばちゃんが何か言った。私の前の人が会計をしているときだった。
最初は独り言だと思って無視した。次に言われた時は自分に話していることに気づいたが、「この牛乳、あなたのじゃないの?」と言ってると思い、違うと答えた。求める答えではなかったようで、「わからないならもういいわ」とあきらめられたのだが、それでもおばちゃんがぶつぶつ言っているのでよくよく聞いてみると、「私はこの牛乳1個しか買わないの。だからたくさん買ってるあなたの前に入れてちょうだい」と言っているようだった。
私もそんなにたくさん買わない(5個)のにこんなことを言ってくるということはきっとものすごく急いでいるんだな、と思い列を譲ってあげた。「さっきはわからなくてごめんね」と言いながら。おばちゃんは「Thank you!!」と感謝の意を表し、レジを済ませた。

その後私がレジを終えて帰ろうとすると、そのおばちゃんが普通に雑誌コーナーを物色していた。
おばちゃん、何のためにレジを急いだの??せっかく人が譲ったんだから早く帰んなさいよ!!!

そういえば、この前は「子どもが先に並んでいた」とまったくの嘘をついて飛び越して会計しようとした人もいたなあ(後ろの人が「あんた何やってんの?」と怒った)。

ほんとに何でもありですわ、この国。