プロムス
BBC(イギリス国営放送)主催のクラシックコンサート、「PROMS」に行ってきました。
2ヶ月間毎日日替わりでクラシックコンサートを行う、夏の恒例イベントのようです。
今年でなんと80回。イギリスは伝統のあるイベントが多いですね。
会場のロイヤル・アルバート・ホール。前に行ったhttp://d.hatena.ne.jp/sato-sayu/20070609:Title=ハイドパークのすぐそばです。
これが入口。円形のホールで、各所に入口があります。
中に入って写真を撮ろうとしたら怒られたので、写真はここまでです。でも会場内で撮ってる人いたんだよなあ…(だからって撮る勇気はない小心者)。
ホール内は円形で、1/4をオーケストラが占め、私の席はオーケストラの並び。ずーっと頭を左に向けて観ました。PROMSでは中心のアリーナ席が立見席(値段も安い)になるのが特徴です。
演奏は本当によかったです。今日の演目はこちら。
- ストラヴィンスキー「ペトルーシュカ」 オーケストラ
- バーンスタイン「オン・ザ・タウン−3つのダンスエピソード」 オーケストラ
- ガーシュウィン「ラプソディー・イン・ブルー」 ジャズトリオとオーケストラの共演
- アンコールでジャズトリオの演奏
このジャズトリオ、マーカス・ロバーツ・トリオがですね、アメリカ人の盲目のピアニスト、マーカス・ロバーツ(ボストン交響楽団では小沢征爾と共演したらしい)とウッドベースとドラムのトリオなんですけど、その演奏がすごくいいんですよ。「ラプソディー・イン・ブルー」はピアノソロが3回入ったんですが、そのたびにアレンジされたトリオの演奏が楽しめました。
「ペトルーシュカ」も「ラプソディー・イン・ブルー」も『のだめ』で聴いたよなあと思ってこの日を選んだのですが(「ラプソディー・イン・ブルー」は前から知ってたけど)、私のようなクラシック初心者には聴きやすい選曲だったかも。管楽器とかフル稼働で勢いのある曲が多かったし。
機会があればまた行きたいです、PROMS。というか来年はもっと行こう。