長距離列車

今日はヨーク出張。ロンドンから電車で2時間です。
映画『ハリー・ポッター』でホグワーツ行きの電車が出発する『9と3/4番線』ホームとして使われた、キングズ・クロス駅4番線ホーム(写真左側)からの出発です。

こっちの長距離電車の乗り心地は日本の在来線特急電車以下と思ってよいでしょう。新幹線ほど快適ではありません。
まず、座席はリクライニングではありません。そして体の大きいこの国の人には絶対窮屈であろう幅の狭さ。日本の座席より狭いかもしれません。
一番の問題なのは座席の方向転換ができないことですかね。折り返しても座席の向きは変わらず…。そのためこっちの座席はどっち向きでもなんとかなるように前向き、後ろ向き、向かい合った4人席の3種類に別れています。席によっては始発から終点まで後ろ向き、という場合もあるわけです。
私は今回車両に2箇所くらいしかない4人席に偶然当たってしまい、ヨークまで2時間ずーっと知らないおじさまと向かい合わせでした。道中けっこう揺れるのもあって、酔いやすい私はすぐ寝ましたが。

4人席はイギリス人同士なら膝頭がぶつかる狭さだと思ってもらえればよいと思います。この4人席だけは間に固定の大きいテーブルがあって、無線LANも使えて、作業をするにはもってこいなのですが、居心地はかなり悪いと思います。
今日は隣の席のお姉さんが親の敵のように力強くパソコンのキーボードを打っていて、相当うるさかったです。見てたら1本指打法で長いレポートを作成しているようで、何を間違えてるのかひたすらBackSpaceキーを打っていたのが印象的でした。


出張先のヨークは、雰囲気のあるよい街でした。観光はしなかったので街の話は省略。