初恋の雪

日韓合作映画、「初恋の雪」を見に行ってきました*1
『新世代の国民的女優・宮崎あおい×韓国一「美しい男」イ・ジュンギ×心の琴線をふるわす歌声・森山直太朗』ですって。

先月参加した県人会で、とある奥様が上映会の実施を告知されてたんです。その奥様はボランティアで日本語を教えていらして、そこの韓国人の生徒さんがこの映画の音楽監督と知り合いだったらしく、その縁でその奥様がハン・サンヒー監督をロンドンに招待して今回の上映会実施につながったようです。

会場はハムステッドの「EVERYMAN CINEMA CLUB」。小さい劇場でしたが、全座席がソファーでとても居心地のよい映画館でした。一般人への貸切も行っているらしく、それでこの上映会も実施できたようです。当初は最終日だけ監督が来場する話でしたが、今日も普通に挨拶していました。日本語お上手でした…。

さて肝心の映画は…(以下ネタバレあります)。

県人会で奥様がこの映画を紹介されたときに「あまりに純愛すぎて、日本の若者にはウケなかったようです(つまり興行的にイマイチ)」とおっしゃっていたのですが、ウケなかったのは純愛だからというよりも、話に無理があるからでは…。
話の大筋は「一目ぼれした韓国人の彼氏の大プッシュでつきあうようになったけど、日本人の彼女の家庭には問題があり、そこから逃げるために彼女は彼に何も言わず一家で姿を消してしまう。その後は気持ちがすれ違うも、最終的には韓国で2人は再会する」というものです。こんな話だったら舞台が京都である必要は全くない、いや、そもそも彼氏が韓国人である必要がないと思います。「最終的に会えて、ハッピーエンドでよかったね♪」とは思うんですが、いくら言語が違うからってあまりにもコミュニケーション不足…。
上映会が無料でよかったです。
ちなみに友達役の塩谷瞬は相変わらず男前でよかったです。宮崎あおいちゃんもかわいかったけど(すごい細いのね…)、イ・ジュンギは別に美しいとは思わなかったなあ(好みの問題)。

*1:チラシの写真が暗いのは自宅で撮影したからです。白熱灯って黄色い…。フラッシュ焚いたら光っちゃうし、いつも上手くいかないです。