ホースショウ

ロンドン国際ホースショウに行ってきました。今年でなんと100回目!の記念大会だそうです。


競技は2種類。前半は130−140cmの障害飛越です。バーを落とさず完走するのって難しいですね。落とすたびに観客席から「オゥ〜」という声があがりました。それだけに完走できたときの歓声はすごかったです。

ホースショウなのになぜか犬…。犬の障害物競走なんですけど、アジリティーっていう競技なんですね。小さい犬が飼い主と共に駆け抜ける姿は感動的です。ちなみに写真中央の坂の白い部分を登っている黒い物体が犬です。馬の写真もですけど、速くて写真がブレブレです…。

そしてこれ、「ウクライナ・コサック」という曲芸乗り(?)。軽乗なんですけど、とにかく速い!馬場をすごい勢いで走ります。落ちたりしたら大変と、ドキドキしながら見ました。

おなじみポニー競馬。騎手は子どもで、低い障害を飛びます。ポニーのもたっとした太い体がかわいらしい。写真はレース前に輪乗りをしているところです。

音楽に合わせての騎馬隊の演技。馬は音に敏感っていいますけど、この馬たちは大音量の中でも全然普通です。自分の首に下げられた太鼓が鳴っても驚いたりしないんです。

後半は140−160cmの障害飛越。ジャンプオフもあり、見ごたえ充分。地元だけあって、イギリスの選手のときはひときわ大きな拍手が。

最後はサンタも登場し、約4時間のプログラムが終了。初めてのホースショウ、とても面白かったです。
会場はけっこう大きな競技場(屋内)だったのですが、私の行った回はほぼ満席でした。6日間それぞれ昼夜2回開催で、最終日の競技はBBC1でテレビ中継も。それだけイギリスというか、ヨーロッパの人にとっては乗馬は身近なものなのでしょうね。でなければこんな大規模の大会が100回も続かないと思います。あらためてヨーロッパは馬と深くつながってるんだな、と思いました。